ヒーリングストーンは太古から
貴重な装飾品として
神聖なものとして
人の暮らしのなかに
特別なものとして存在していました。
花や緑、動物が見ているだけで
こころになにか暖かさをもたらすように
石は眺めているだけで
想像を掻き立て
美しく、ユニークな
魅力を持っています
ヒーリングストーンや天然石を用いたヒーリングの解説とともに
石のもつ魅力をお伝えしていこうと思っています。
唯一無二の存在
石はひとつとして同じものはなく
ながーい気が遠くなる年月をかけ成長した
まさに地球のカケラです。
地中の中や
岩の中で熱や圧力、ときには雷にも打たれ、
結晶を生やしたり、純化したり
他の鉱物と共生したり、
少しづつ少しづつ
気が遠くなるような年月をかけ
密度や硬度を高め、凝縮し
成長していきます
そして掘り出され、削られたり、加工されたり
そうして手元にやってくるのですが
植物や動物がそうであるように
石もまたどんな状況でも微動だにせず
全てを受け入れ、
ただそこに佇みます。
私たち人間よりもはるかに永い命、
永遠にみえるかのような時空間に存在しています。
その石の持つ波動に意識を合わせることで
わたしたちは目先の障害や困難にぶつかるのではなく
すこし高い次元から大きな視点で物事を捉えることができ、
その障害や困難があることの意味を理解し
その先にある大きな目的を見据え、
解決していくことができます。
ヒーリングストーンのもつ力
見た目だけでなく、
硬度や含有物、
その結晶の形成の過程など石によって本当に個性的です。
力づよい波動の石もあれば、
ほとんど鉱物として形を留めていないような
儚く繊細な天空のような石もあります。
石がもつそのような個性やエネルギーの恩恵をうけるという慣わしは
古くから存在するものです。
生まれたときの惑星の位置で人生におけるテーマや行うべき霊性の成長を読み解く
インド占星術では、惑星の悪影響やカルマの課題を乗り越えるために
宝石が処方されてきました。
そのとき自分にぴったりの
適切な石を身につけることにより
波動を調整し、
また宝石やマントラのための数珠を身につけることで
純粋さや謙虚さ、
神聖さを取り戻すリマインダーとして
役立ってくれるのです。
そして実際にストーンと巡り合った方々が
幸先の良いことに遭遇する、
前述したような「恵み」があった、ということがあるのです。
ですが
なによりも大切なのは
石の特性や、希少価値や大きさや美しさではなく、
「パワー」を左右するのは
持ち主との関係性にあります。
たとえダイヤモンドでも
持ち主の扱いやエゴイスティックな行動ばかりしていては
ダイヤモンドの恩恵は受けることはできないのです。
極端な話ですが
ガラス玉をダイヤモンドのように大切に扱い
自分の純粋な意識や動機を大切にすることができれば
それはダイヤと同等の効果があります
なぜなら物質とはすべて、
エネルギーの集合体だからです。
同様に、私たちが石の持つエネルギーに感化され
自分をより純粋な意識に高めることができれば、
石は「力」をたくさん与えてくれます。
もっとも重要なことは
何を手に入れるかではなくて
私たちのマインドをダイヤモンドのように
ピュアな結晶にすることです
私はヒーリングストーンのヒーリングとは
意識の波動を石にチューニングするための、
チューニングしやすくサポートしてくれる
アイテムだと捉えています。
私たちをこの世界でよりダイナミックに、
軽やかに、生きやすくしてくれる
アンカーのような存在です。
