ヒーリングストーンが好き!
日本では「パワーストーン」と呼ばれることが多い天然石たちですが、
世界では不思議な魅力を持つ石たちをヒーリングストーンと呼びます。
宝石や貴石、見た目のキラキラしたものや身につけることで
お守りとなるストーンなどはクリスタルやジェムストーンと呼ばれたり、
鉱物や原石、天然石という意味合いでは「ミネラル」と多くは総称されます。
ここではヒーリングを目的とする大自然のかけらたちを
「ヒーリングストーン」と呼びたいと思います。
わたしが天然石やヒーリングストーンと出会ったのはいつのころでしょうか
母はもう半世紀以上前ですが、ミキモトでデザイナーをしたり、海外で個展を開くような
七宝や彫金、ジュエリーの作家でした。ですから小さい頃はガラス玉や釉薬、絵画や宝石がわりと身近にありました。
そして我が家は私が幼少期の頃からインドとご縁があって、
インド占星術鑑定を受けた際に、厄災から守り、霊性を高めてくれるということで
アメジストのルースがついたペンダントトップを母が買ってくれました。
インド占星術で処方される石は宝石質のもので、肌に触れることが原則です。
そのアメジストもキラキラしていて肌にくっつくデザインでした。
思い返すと、意外とストーンとは縁が深いのかもしれません。
小さい頃は石でもプラスチックのかけらでも、お花でも
「色とりどりなもの」「きれいなもの」全般が好きだったように覚えてます
みなさんも小さい頃、お気に入りのアイテムってありませんでしたか
うさぎのぬいぐるみの「みみちゃん」
イバラードの画集に、ちいさな化石の標本
そんなものたちが宝物でした。
いまもあまり変わってませんが、
ストーンのヒーリング効果というのを実感したのは随分と大人になってから
特に結婚生活を通じてでした。
いまではとっても夫と仲良しですが
結婚当時、年齢差や幼少期の境遇、
生きてきた世界も全く違う夫と、
まだ未熟だった私はそれはよく喧嘩をしたものでした。
お互い、不完全な家庭で育ってきてるので
「家族」のやり方がわからなかったんですね。
そんなとき、だれに相談していいかわらず、
たまたま知り合ったクリスタルヒーラーさんに
夫とのすれ違いや傷つけ合ってしまうことを相談した時
「クンツァイト」という石をおすすめされたんですね。
それがヒーリングストーンとの再会でした。
「クンツァイト」とは
グレードによっては宝石のように認知されている石なのですが、
透明度が高いものは、ピンクなのか、黄色なのか、紫なのか、
とっても微妙なニュアンスで、繊細な石なんです。
きっとピンクが好き!っていうひとにははっきりしないし淡すぎて
その微妙さを見落としてしまう人もいるかもしれない
でもそのピンクでも紫でもない、どちらでもない色を「視る」ひともいる
波打つ自分の心と同調するヴァイブレーションを感じたんですね。
繊細で脆く、でも宝石のような、なんとも不思議な石です
その石をみていて、
「これでよかったのか」と結婚後何度も自問自答してきたことに、答えが出たんです。
夫との出会いは、必然的に感じて納得できたんですね。
お互い、きっと多くの人が見落としてしまう、感じることができない苦しみや
傷ついた経験をしてきている。そしてそのおかげで、
人と違う現実も受け入れることもできるのだということに
それでいいのかもしれないって感じたんですね。
そのように捉えられると
「もっと私の気持ちをわかってほしい」
「もっとこうだったら、ああだったらいいのに」などという、
「わたし」「我」にまつわる欲求が消えていったのです
そしたら、不思議なことに
夫を非言語の世界で感じることができたんですね。
心を通じることって
「こうあるべきだ」っていう
定義や言葉が邪魔をしてたんだと
まえよりもっと相手を理解することができたのです。
私たちはこの肉体すら死後は手放さないといけません。
所有するという感覚よりも
地球の贈り物とエネルギーを一時的にお借りする
役目を果たしたら浄化し、次のご縁へ– そんな仕組みもできたらいいなと思います。
そのような感覚を共有したいと願い
これからもヒーリングストーンと関わりたいとおもっています。
Om Shanti